東京電力福島第1原発の廃炉に向けた重要な一歩としなければならない。作業を着実に進めるとともに、廃炉工程の見直し議論を始めるべきではないか。
同性同士という理由で、愛する相手との関係が法的に保護されないのは不合理だ。そう明確に指摘した司法判断である。 同性婚を認めない現行の法制度は憲法に違反するとの判決を先月、東京高裁が出した。控訴審では、今年3月の札幌高裁に続く2件目の違憲判決だ。
安倍晋三元首相とトランプ氏のやりとりのさなかを見てきた。1期目の当選直後に安倍氏がしたことは、トランプ氏の自宅(トランプタワー)の訪問だった。当時は軍事化を進める中国、北朝鮮のミサイルなどアジアの安全保障を巡る環境が非常に厳しかった。安倍氏は、北朝鮮 ...
米大統領選(5日投開票)で共和党のトランプ前大統領が勝利した。毀誉褒貶(きよほうへん)が多いトランプ氏の復権を「民主主義の危機」「ポピュリズムの危うさ」と批判するのは可能だろうが、それは選んだ有権者に失礼だ。「民主主義では常に民意が勝る」。民主党のバ ...
ウクライナと中東での戦禍に終わりが見えず、大国間の緊張が高まっている。世界経済においては保護主義的傾向が強まり、自国至上主義や国粋主義的な世論動向が各国にあふれ、多くの先進国内で不平等や格差が拡大するなど、国際関係も国内政治も分断の様相を見せる。今日 ...
トランプ次期米大統領は12日、連邦政府の歳出削減や規制緩和を推進する政府外の助言機関「政府効率化省(DOGE=ドージ)」を設立し、トップにいずれも実業家のイーロン・マスク氏とビベック・ラマスワミ氏を起用すると発表した。建国250年に当たる2026年7 ...
国内に在住するクルド人を招き、レクリエーションを通じて日本人の大学生と親しく接する交流会が、埼玉県内の大学でこのほど行われた。埼玉県の南部には、多くのクルド人が居住していることで知られる。交流会を開いたいきさつや目的、参加者たちの思いを取材した。【明 ...
技術力頼み、教訓学べ 長内厚・早大大学院教授 ...
「タリフ(関税)マン」は本気だ。日米貿易問題などに詳しい米シンクタンク「外交問題評議会」のマシュー・グッドマン氏は、米大統領への返り咲きを決めたトランプ前大統領の自称を引き合いに、こう警告する。前政権期以上の猛威を振るう恐れもある「トランプ旋風」。ど ...
カーテンを開けると、ベランダ越しにアンズの木の小枝が見える。秋のさわやかな風に揺れ、今日も私にエールを送ってくれる。こうして新しい一日が当たり前のように始まる。
中野洋昌(なかの・ひろまさ)氏 ――政治家になる前は国土交通省の職員。当時、印象に残っている仕事は。